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スペシャルウィーク1日目。深夜の馬鹿力は相変わらず通常運転。

 

みんなの黒歴史カルタで1採用。

 

怒りんぼ田中裕二とかクソメン・クソガールレポートみたいに辛い経験をネタにするコーナーは色んな番組であるけど、馬鹿力は伊集院さん自身が挫折経験を積んでいる分ネタに関して同情したり変に卑屈になったりする姿勢は取らずにあくまで笑い飛ばすための物として、投稿者じゃなくて全く別の架空の人物が経験を話してるようにネタを媒介する配慮をしてくれてる気がする。

だから余計に手がつけようのない重い過去が投稿されてたりもするんだろうけど。

 

新カルタジャンルが計7つ追加されてた。

 

徹子の部屋OPカルタは多分ニセクリペプと似通ってる分、似た系統を同時進行させたがらない伊集院さんならニセクリゴール後に投入しそう。

個人的には「大人のなんでだろう」「みかんカルタ」はぶっ飛ばせそうで楽しそう。

「さくらクーピーペンシル2万色」は久しぶりの観察系だから新鮮で長持ちしそうな予感。

幾つか考えてその他は一週目様子見でいく作戦でいこうかな。

 

馬鹿力の一年間の印象的なトーク

昨日はプレゼン準備で生で聴けずに参加できなかったのが本当悔しいけど、番組内で触れられてなかったものであれば、宮崎の綾でのホタル旅行の話とか後輩芸人のお母さんから頂いた木彫りの林檎、円楽師匠の騒動後に挨拶をしに向かう話が好きだったなー。

あと少しだけ触れてたけど内容は違うモノであれば東京ゲームショーの服装が暑くて裸にペンでスーツの胸ポケットの絵を描いてポケットの中のハンカチを取り出そうにも絵で描いてるだけだから取り出せないっていうギャグに爆笑した記憶があります。

 

折角のスペシャルウィークなのに色々まだ学校のプレゼンとか課外授業の準備であまりリアルタイムで聴けそうにないのが悔しい。

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タイタンライブ 2016年12月9日

「タイタンは、太陽系でもっとも圧倒的な美観、すなわち土星の環の比類ない眺めを誇っている。これらの目もあやな帯は、四万マイルの幅があるのに、カミソリの刃に毛が生えたほどの厚みしかない。」

タイタンの妖女」…カート・ヴォネガット・ジュニア

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                                タイタンライブ

 

 

今年最後のタイタンライブ観てきました!

今回いつもと違ったのは普段はシネマで鑑賞していたタイタンライブを念願の時事通信ホールで観たということ。

本当にどの芸人さんもハイレベルで終始笑っていたのですが、特に個人的に好きだった数組について書きます。

 

「青白い顔の係官は淡々とした表情でただ機械的に職務を果たしていった。」

             「緋のエチュード」…コナン・ドイル

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                                   ミヤシタガク

 

息子の不祥事について記者会見を開いた母が謝罪をするかと思いきや・・・事件によって中止になった舞台についての説明を懇切丁寧にしていくという1人コント。

事件をキッカケに舞台で演じる予定だった主人公の物憂げな心情が分かり、演技の幅が広がったという箇所がゾクゾクとして面白かった

 

「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない」

善悪の彼岸」…フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

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                                 ウエストランド

 

単独でやっていたネタらしいけど、初めて観る新しいパターンのネタでこのタイタンライブで一番新鮮さを感じたのがウエストランド

基本の井口さんのツッコミの勢いは保ちながら河本さんのボケが多く組み込まれてて、ある種のタブーとされてる先輩芸人のネタの説明をしていくという設定がタイタンライブの寛容的な空間でバンバン2人のやりとりがハマってく様子がウエストランド好きとしては嬉しかった。東京03も言うようにタイタンライブは本当に芸人さんが好き勝手に楽しめる優しさがホール全体を包んでる気がする。

 

「叩く手は乱暴よ。人生をひらくんですもの。でもケダモノの手じゃないわ、立派な手よ。人間の立派な手。」

                      「握った手」…坂口安吾

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                                     カミナリ

 

M-1直後の舞台だけあって、観客が暗転した時から期待と高揚満ちてダークホースの登場を心待ちにしてる様子が生だから余計感じられました。

張りつめた中に舞台袖から出てくるカミナリのゆるい落ち着いた「どうも〜」で舞台に怖気づかない度胸と風格がM-1ファイナリストたる所以を垣間見た気がしました。

最初の導入の優しい会話からの激しいどつきが来る瞬間を観客がまだかまだかと固唾を飲んで刮目している中、じっくり揺さぶりかけながら最後までボケとなる話を振り終えてからあの怒号が鳴り響いて、興奮で背筋が凍りながらも頰は爆笑でゆるゆるっていう生きてて感じたことのない体験だった。

そこからの一言一言も全部ハマって爆発して底力を見せつけられました。

 

 「だから、彼女ルミを操縦するには、私が、頭の中で『立て』と思えば立ち、『右手を挙げ』と思えば、右手を挙げるのです。私は、命令を口に出す必要はない、ただ、頭の中で、命令を考えればいいのです」
                     「脳波操縦士」…蘭郁二郎

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                                      脳みそ夫

 

去年の10月にタイタンシネマライブで初めて見た時の衝撃から一年経ったけど、相変わらずあの奇天烈なキャラクターに腹抱えて笑った。

戦国時代のアラサー女子というまた奇想天外な脳みそ夫ワールド全開で暗転があけてからの立ち姿と「こんちわーす」の一言でもう観客が全員虜になってた気がした。

尻軽の足軽っていうワードの破壊力に心臓ブチ抜かれて1日経った今日も脳みその奥で残響が鳴り響いて困ってる。

本気で極めた阿保はどうしてこんなに愛おしいのか考えちゃう。

 

「口の中でブツブツと呟くようにしか物を言わず、その呟きもこっちの訊ねることと何の関係もないことをああ言い又こう言い自分自身の思いつめたことだけをそれも至極漠然と要約して断片的に言い綴っている。」

                          「白痴」…坂口安吾

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                                    長井秀和

 

爆笑問題は別格として置いといて、今回のタイタンメンバーで一番笑ったかもしれない。

内容は相変わらず創価学会をネタにしたブラックジョークで、今回はタイムリーな覚せい剤と絡めたものになっていた分「覚せい剤辞めますか?それとも創価学会入りますか?」のフレーズを基本にタブー同士の比較が刺激的で感心するほど上手くまとまってて面白かった。

「心も体もボロボロ。そしてコレ(創価学会)は合法です」は最早笑わざるを得ないし、長井さん自体が徹底して自虐的にヤケクソな1人喋りを貫く姿が危なっかしくて、哀愁があって、魅力的でした。

 

「飽くまで機嫌の好い、飽くまで元気に充ちた、そうして飽くまで楽天的に肥え太ったその顔が、瞬間のお延をとっさに刺激した。」

                          「明暗」…夏目漱石

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                             タイムマシーン3号

 

 大好きなタイムマシーン3号は今回も安定感抜群でした。結婚をテーマにしたネタで、前にも見たことはあったけど、かなり内容は変更したのか中盤は学校の授業の話。後半はパンとご飯の話にテンポよく展開させていったけど、全然矛盾もなく自然な流れで繋いでいく2人の会話のやり取りの上手さと、関さんのコミカルでキレのある動きが最高。

会話劇だけでも素晴らしいのに、ナイススティックのナイスの方(クリームのこと)っていう一撃必殺のフレーズを思いつくのは天才だと思う。芸歴が16年でM-1には出れなかったみたいだけど、もし出場してたらって考えるだけで単なるお笑い好きとしてはたまらなく楽しい。

 

 「では、「タイタンで会おう」と、そのニヤニヤ笑いがいった。やがて、それも消えていった。」

タイタンの妖女」…カート・ヴォネガット・ジュニア

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                                     爆笑問題

 

爆笑問題は漫才を好きになったキッカケの人たちなので、客観的には見れていないのだけど、舞台に立つ2人の威厳は別格でした。

低音で重みのある曲が流れて上記のエピグラフが映し出される瞬間、時事通信ホールが無人になったような静まり方に武者震いをして、張り詰め切った静寂の重みを太田さんのいつもの狂人的な登場で一瞬にして破裂させる光景を目の当たりにして震撼しました。

ラジオの公開収録とかでは何度か観たことある爆笑問題は、大御所とは思えない親しみやすさのある田中さんの雰囲気にニヤニヤしてたけど、スーツを着こんでセンターマイク一本を前に話す爆笑問題の二人は単純に格好イイの一言でしか表現できないものがある。

冒頭から俳優の成宮さんの件について「ネタ間に合うわけねぇだろ!」て魂で叫ぶ太田さんと、そういうアドリブ?で太田さんが何を言わんとしているかを察してすっとぼけた演技を瞬時にして太田さんのボケを引き出そうとする田中さんの優しさに微笑んで、最近の若者言葉でいうところのムズキュン状態

以前ラジオで漫才の奇跡に立ち会える瞬間について、太田さんが突き抜けた発想のネタが産まれて、それを100%かそれ以上に伝えられる演技が出来るか、そしてそれを受け取る観客の反応とか幾多もの段階があるみたいな話をしてて、太田さんはいつも振り返って厳しすぎる自己評価で反省してるけど、観ているただのファンとしては目の前で爆笑問題の漫才を観れるだけの奇跡で疲労困憊してしまう。

アレだけ芸歴を重ねて忙しい中まだ舞台の最前線に立ち続けてネタを作り続けるだけでも凄いのに、また今まであまり観たことのないネタ中にはしゃぐ田中さんの姿と、爆笑問題の息のあった茶番を観た多幸感たるや!

これからもずっと舞台に立つであろう爆笑問題のファンになれたことの幸せで今日もこれからも生き抜ける。

タイタンライブ今年も一年ずっと笑わせてもらった。

来年もまた観たいし、また時事通信ホールで奇跡が生まれる瞬間に立ち会いたいと願う。

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逃げるは恥だが役に立つ

今期ドラマで話題を呼んでいる『逃げるは恥だが役に立つ』が9話にして一部地域では視聴率が22.6%を記録したらしいですね。

 

散々ドラマについて語られ尽くされてしまっているので、ここでは恋愛要素についてはあまり語らず、ストーリーについては知っている前提で話を進めます。

 

この物語は津崎平匡と契約結婚をした森山みくりとの2人の恋物語が中心に描かれてますが、裏のテーマとして描かれているだれもが抱えるマイノリティーとしての一面がこのドラマをより高尚な次元に持ち上げているような気がします。

 

主人公の森山みくりは大学院を卒業したエリートでありながらも就職活動に惨敗した経験を持つ背景があり、1話で「大学院卒なんて言わなきゃよかった」と愚痴をこぼすシーンがあります。

 

同居人の津崎平匡は仕事が出来る30過ぎの男性ではあるものの、女性への免疫が無く彼女を一度も作った経験がないマイノリティーを抱えています。

 

みくりの叔母に当たるゆりちゃんは、働く女性の代表とも言える容姿端麗で仕事のできるアラフィフ世代だが、その歳まで浮ついた経験をしてこなかったことで「真面目すぎる部分がある。だから結婚できない」などと仕事に一切関係のない陰口を言われて涙をするシーンが9話で兎に角印象的でした。

 

平匡の同僚の風間はイケメンで何事もスマートにこなす人物であるが故に「イケメンだから女性の扱い方が上手い」などの偏見を持たれ、中学生時代の彼女とも上手くいくことがなかった。

 

平匡の上司の沼田さんはバイセクシャルというマイノリティーを抱えているし、ゆりちゃんの部下の女の子は帰国子女であることにマイノリティーの窮屈感を抱いて隠し通そうとしていました。

 

みくりの幼馴染のやっさんは、学生の年齢で、でき婚をし、ドラマの中で早くに離婚を決めてシングルマザーとして生活をしています。

 

以上からも分かる通り全員が違う立場のマイノリティーであり、偏見に耐え抜こうとする様子が伺えるから、このドラマを見ていて誰一人として嫌いになれる人物がいないし、どのマイノリティーに対しても同じように救いがあるし、本当に物語として優しい。

 

高学歴や帰国子女やイケメンの様な一見華々しく思えるものが当人たちには悩みの種になり得ることが描かれていて、見失いがちなマイノリティーにもちゃんと目を向けていて優しさが感じられる。

 

設定も契約結婚という家事代行システムが物語に上手く機能して、平匡とみくりの関係性をもどかしく、二人の進展を阻み、そして愛おしく思わせてくれる。

 

主婦女性のストレスの様なものを一方的に視聴者に主張せず、あくまで可愛らしくポジティブに伝えているから男としても、ドラマの中の女性の登場人物に感情移入ができるんだと思う。

 

側から見ている分には着実に進歩しているみくりと平匡なのに、ドラマから離れた位置で客観的に見ていると付き合いたてのカップルよりも全然手前の段階でつまづいている二人がもどかしく、じれったく、応援したくなる。

 

あと、とにかく、恋ダンスが可愛い。

 

バイト先で「逃げ恥」についてのインタビューに答えてひたすら「ガッキーと恋ダンスが可愛い」を連呼した発言が電波によって人々の耳に届いてた。

 

最終回までブチ抜いて欲しいしずっとキュンキュンしていたい。f:id:takano-kazu1031:20161207142244j:image

 

 

ニセクリペプ曲紹介カルタで1採用

 

「 わ」一文字難しかったけど頑張った甲斐あって無茶苦茶笑って貰えたの嬉しかったー!

実験的に最後の最後の曲名だけでオトすネタだったから、絶対外せない分、書いてて勇気がいるというか、フリの段階の曲説明文でどれだけ聴いてる人に想像させられるかで一番苦労してた。

 

短期決戦が好きだから「わ行」で勝ち上がらせるつもりで投稿してた分、嘘芸能に負けたのは悔しい。

坂口安吾の『白痴』のラストに似た感覚。

負けたハズなのに、終わりに出来ず生き延びてしまったような足元グラグラな精神状態。

 

次回新規カルタの追加がされるらしい。

抽象的なカルタが飽和してる分、久しぶりに観察眼が問われるようなカルタがあると楽しくなりそう。

 

話は変わって三省堂辞書の編集の人たちが選ぶ流行語について

 

「ほぼほぼ」が戦前の国会議事録に記録されて以降、国会の音声、文章の中に出てきた事から最近生まれた言葉で且つ定着しているであろうと考えられる学術的な話題。

 

つい最近、大学のレポートに「ほぼほぼ」を使用した学生がいて驚愕したとの話を教授から聞いた。

話し言葉と書き言葉に関する問題だと思うけど、聞いている分には阿保な大学生がいるな程度にしか捉えていなかった。

然し国会議事録に文章として残っているという事実があるとすれば、今後非常に興味深い問題に関わってくるような気がする。

伊集院さんが多用する「スーンとなる」が「シーン」でも「シュン」でもない丁度中間の曖昧なニュアンスと説明してたけど、例えば「カッコイイ」が論文に使える言葉かどうかという問題。

「カッコイイ」は日常的に使う話し言葉だけど、文章にする場合どうしても「カッコイイ」以外の言葉では当てはまらないというかニュアンスが伝わらないにも関わらず記録する言葉としては、時代によって「カッコイイ」の定義が変わってしまうから明らかに不適切。

「ほぼほぼ」は「カッコイイ」よりも恐らく更に新しい言葉で、どういったニュアンスであるかという問題を孕んでることは時代の流行語に選ばれる理由として相応しいのかもしれないなと思った。

 

久米さんのラジオに伊集院さんがゲスト出演するらしい。楽しみ〜〜